#医療政策

記事 26 件

ネット接続医療機器のサイバー対策 日本で求められるSBOMと更新管理

医療機器のサイバー対策は、電子カルテや予約システムを守る病院の一般的なIT対策とは対象が異なる。日本では、ネットワークに接続する機器などにライフサイクル全体のリスク管理を求め、SBOMと更新計画を製造販売業者と医療機関の連携に組み込んでいる。

APPI News 編集部 10分

ゲーム型も保険診療に入る「デジタル治療」 日本の承認と普及の壁

治療用アプリが承認されても、保険適用と医療機関での運用が決まらなければ患者には届きにくい。日本では2026年6月、ゲーム型のADHD治療補助アプリと不眠障害用アプリが公的医療保険に入り、承認後の価格評価までが普及を左右する構造が鮮明になった。

APPI News 編集部 10分

米メディケイド、若年層の性別肯定医療を給付外に 10月13日施行

米国では、低所得世帯の子どもが利用する公的医療制度から、性別肯定医療の一部が連邦負担付き給付の対象外となる。10月13日施行の最終規則は、メディケイドでは18歳未満、CHIPでは19歳未満の薬物・外科的処置を対象とし、継続中の交差性ホルモン療法に最長6カ月の移行措置を設けた。

APPI News 編集部 7分

乳幼児健診で発達を指摘されたら 5歳児健診の全国展開と支援のつなぎ方

5歳児健診の全国展開が進む一方、発達面で「要経過観察」「要紹介」と判定されても、それだけで診断がつくわけではない。日本の仕組みでは、市区町村の母子保健、小児科・専門医療、児童発達支援、保育・教育が結果を引き継ぎ、精密検査や診断前支援へつなぐ。

APPI News 編集部 9分

米FDA、携帯型眼底カメラ向けAIを承認 日本の公開情報に残る空白

糖尿病網膜症の眼底検査を眼科以外の診療現場へ広げる手段として、判定まで自動化するAI医療機器の開発が進む。米国では携帯型眼底カメラに対応した製品が承認された一方、日本では臨床試験の登録は確認できるものの、同等品の承認状況は公開資料だけでは判然としない。

APPI News 編集部 7分

人形ロボットが豚2例の胆嚢摘出 「自律手術」ではない実験の現在地

汎用の人形ロボットを手術室に持ち込み、外科医が遠隔操作して生きた豚の胆嚢を摘出する実験が成功した。実証されたのは自律手術ではなく、既存の腹腔鏡器具を扱う遠隔操作基盤の実現性であり、人体への使用には性能、滅菌、規制の壁が残る。

APPI News 編集部 8分

伸びる回路を医療機器へ 液体金属と有機トランジスタの到達点

皮膚や臓器の動きに沿う医療機器では、配線と演算回路を繰り返し伸ばしても性能を保つ設計が課題になる。2026年に公表された二つの研究は、液体金属の配線と有機電気化学トランジスタの集積という別々の方法で、伸縮回路の製造と実験性能を示した。

APPI News 編集部 7分

AI医療機器、米日欧で異なる線引き 低リスクと変更管理の設計

AIを使うソフトでも、健康管理の補助と診断・治療を左右する医療機器では規制の入口が異なる。米国、日本、EUはいずれもリスクで線を引くが、米国は機能の除外、日本は薬機法上の該当性と承認後の変更計画、EUは製品規制に重ねるAI法を軸にしている。

APPI News 編集部 8分