やけど直後は流水で10分以上冷却 救急要請と受診の見極め
熱湯や火によるやけどでは、熱源から離れ、衣服の上からでも速やかに流水で冷やすことが初動になる。呼吸苦や意識の変化、顔を含む広範囲の受傷では、冷却を続けるより119番通報と搬送を優先する。
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熱湯や火によるやけどでは、熱源から離れ、衣服の上からでも速やかに流水で冷やすことが初動になる。呼吸苦や意識の変化、顔を含む広範囲の受傷では、冷却を続けるより119番通報と搬送を優先する。
寒さの中で震えや動作の鈍さが出たら、まず風雨を避け、濡れた衣服を乾いた物に替えて全身を覆う。会話がかみ合わない、ふらつく、意識や呼吸に異常がある場合は、家庭で温め続けず119番通報と救命処置を優先する。
夜中にふくらはぎが突然硬くなって痛むこむら返りでは、片脚の腫れや息苦しさの有無を先に確かめる。警告症状がなければ、膝を伸ばし、足首をすね側へゆっくり反らして収縮した筋肉を伸ばす。
慣れない運動の翌日以降に痛みが強まる遅発性筋肉痛では、痛む部位への高強度の負荷をいったん下げる。予想を超える痛みや脱力、茶色やコーラ色の尿があれば、通常の筋肉痛と決めつけず直ちに受診する。
急な腰痛では、冷却を先に48時間続ける手順が一律の標準とは言い切れない。警告サインがなければ、冷却は痛みや腫れ、温熱はこわばりや筋けいれんの短期的な緩和を目的に選び、長いベッド上安静は避ける。
鼻血では、椅子に座って顔をやや下へ向け、小鼻の軟らかい部分を5〜10分続けて圧迫する。頭を打った後の出血や呼吸・意識の異常では119番を急ぎ、止まらない出血や反復は耳鼻咽喉科につなぐ。
鼻づまりはかぜやアレルギー性鼻炎などで起こるが、原因は症状だけでは決められない。呼吸に異常がなければ、生理食塩水による鼻洗浄は選択肢になるものの、水と器具の扱いを誤ると感染や粘膜損傷を招く。
気道異物による窒息では、強い咳が続く間は咳を促し、声が出ない、咳が弱い、顔色が青黒い場合は直ちに119番へ通報する。成人・小児は背部叩打法から腹部突き上げ法へ進む一方、乳児には背部叩打法と胸部突き上げ法を用いる。
暑い場所で会話が成り立たない、自力で水を飲めないといった変化があれば、熱中症を疑って119番通報と冷却を同時に進める。一般の現場では水で皮膚を濡らして風を当て、冷水浴は設備と人員を確保した運動現場で用いる。
砂やほこりによる軽い異物感では、目をこすらず、まばたきと涙で流れるかを確かめる。化学物質や勢いよく飛んだ異物、続く痛みや見え方の変化は家庭処置の範囲を超え、速やかな洗眼と眼科受診が要る。
低血糖は発汗や手の震えから始まる一方、意識障害やけいれんへ進む場合があり、最初に安全に飲み込めるかを確かめる。自力で飲める人にはブドウ糖を補い、飲み込めない人には何も口に入れず119番へ通報する。
呼吸が速く、息苦しさや手足のしびれが出ても、過換気症候群か心臓・肺の急病かを家庭で見分けるのは難しい。急な呼吸困難や胸痛、意識の異常は119番を優先し、警告サインがなければ安全な場所で小さくゆっくり呼吸し、紙袋は使わない。
乗り物酔いでは、進行方向の遠くへ視線を移し、読書やスマートフォンの使用をやめることが初動になる。急な片側の脱力や顔の左右差、話しにくさが伴うめまいは、通常の乗り物酔いと決めつけず119番へ連絡する。
夜間のせきは、かぜのほか、喘息、後鼻漏、胃食道逆流症、心不全、薬の副作用でも起こる。救急の兆候がなければ水分を取り、逆流が疑われる成人では上体を起こす姿勢を試す余地があるが、原因を決めつけないことが前提になる。
締めつけるような頭痛でも、突然の激痛や片側の脱力、意識の異常があれば自宅で様子を見る段階ではない。救急の兆候がなく、緊張型頭痛の特徴に合う場合は、運動やマッサージ、睡眠の見直し、首への温冷ケアが選択肢になる。
しゃっくりの多くは数分で治まるが、48時間を超える場合や生活を妨げるほど繰り返す場合は医療機関への相談が要る。片側の脱力や言葉の異常、急な呼吸困難、持続する胸部圧迫痛を伴う時は、しゃっくりの経過を待たず119番へ連絡する。
嘔吐後の食事再開を一律の待ち時間で決める根拠は乏しく、まず少量の水分を保てるかの確認が要る。水分を取れない状態や血の混じる吐物、激しい腹痛、意識の異常があれば、食事を試す前に受診判断を優先する。
のどの痛みはウイルスや細菌による炎症などで起こり、症状だけでは原因を決められない。呼吸と嚥下に異常がなければ、水分補給、成人の塩水うがい、冷たく軟らかい食品、休息が自宅での選択肢になる。